カーボン(Carbon)は「元素記号:C」の元素で、炭素を意味します。
炭素の元素だけから成る一定の結晶構造を持つ物質には、「グラファイト(黒鉛)」や「ダイヤモンド」があります。どちらも元素記号 C であらわせる物質ですが、構成する原子配列や結晶様式が異なるため、炭素の同素体※と呼びます。
また、炭素化合物(一部を除いた有機化合物)を蒸し焼きにすれば、炭素が得られることから、「炭素繊維(カーボンファイバー)」・「木炭/活性炭」・「コークス」など、きちんとした結晶構造を持たない無定形炭素があり、出発原料の違いにより性質や名称が異なります。
これら、炭素および炭素を主成分とする製品を総称して、一般的に「カーボン」と呼ばれています。また、一部のコミュニティでは、炭素繊維(カーボンファイバー)を利用したカーボンコンポジット製品を「カーボン」と略して呼ぶ傾向もあるようです。
その他では、炭素および炭素化合物を空気中で燃やすと、酸素と結びつき二酸化炭素(co2)が発生しますから、この二酸化炭素(Carbon Dioxide:カーボン・ダイオキサイド)の略語から、「カーボン・オフセット」や「カーボン・ニュートラル」など、“カーボン”と名の付く言葉も生まれています。また、二酸化炭素の排出が少ない社会のことを「低炭素社会」とも呼びますが、語源は同じです。
※ 炭素の同素体には、サッカーボール状の構造を持った「フラーレン(C60など)」、グラファイトを円筒状に丸めたような構造の「カーボンナノチューブ」、ダイヤモンドよりも硬い「ロンズデーライト」などもあります。
従来のカーボンヒーターは部屋全体を温めるのではなく、足元などピンポイントで温める為に使用されることが殆どでした。
部屋全体を温めるだけの熱を作るのに消費電力が上がってしまうからです。
日本Teratechでは独自の技術でカーボンを発熱させるための電気消費量を大幅削減し
広い空間の温度を上げることや従来より少ない電気量でボイラー装置の運用が可能となりました。
カーボンヒーターは空気を汚さず、乾燥もしにくいのでビニールハウスなどの室温管理に向いており、また、熱源を必要とする装置であれば殆どに代用が可能です
現在、ビニールハウスの室温管理や温水循環式ボイラーでの地温管理などに導入されております。
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